Bスプライン曲線を扱うためのクラス [詳細]
#include <bspline.h>
std::vector< T >を継承しています。
Public 型 | |
| enum | BSplineMode { ROUND, THROUGH } |
| ノットベクトルを手動で設定しない場合のデフォルトのモード [詳細] | |
Public メソッド | |
| value_type | operator() (double t) |
| 指定された位置（区間０〜１）に対応する，Bスプライン補間結果を返す | |
| void | knot (const knot_list &kknot) |
| 任意のノットベクトルを設定する | |
| void | knot (BSplineMode mode) |
| デフォルトのモードでノットベクトルを設定する | |
| const bspline & | operator= (const bspline &b) |
| 代入演算子 | |
| bspline (const bspline &b) | |
| コピーコンストラクタ | |
| bspline () | |
| デフォルトのコンストラクタ | |
Protected 変数 | |
| knot_list | knot_ |
| ノットベクトル | |
| BSplineMode | mode_ |
| デフォルトのノットベクトル設定 | |
Additional Inherited Members | |
 変数 inherited from std::vector< T > | |
| T | elements |
| STL member. | |
説明
template<class T, int K, class Allocator = std::allocator< T >>
class mist::bspline< T, K, Allocator >
Bスプライン曲線を扱うためのクラス
K次のBスプライン曲線を描画可能．可変個数の制御点に対応し，任意のノットベクトルに対応するBスプライン曲線を描画
- 注意
- 入力されるデータ型が，加減算と単一のスカラー値を全てに代入する操作と浮動小数との掛け算をサポートする必要がある．
- ただし，vector2，vector3 は正しく動作するようになっている．
- array 等のMISTコンテナを利用する際には，オペレータを有効にする必要がある．
- 引数
-
T … 各制御点・補間点を表すデータ構造を指定（double や vector3< double > など） K … Bスプライン曲線の次数
Bスプライン曲線の作成例
// 3次で変数の型が double のBスプラインを作成する
// 制御点を追加
b.push_back( 2.0 );
b.push_back( 3.0 );
...
// ノットベクトルを以下の方法のいずれかを用いて設定
// ・閉曲線の設定
// ・最初と最後の制御点を通る場合の設定
b.knot( mist::bspline< double >::THROUGH );
// ・任意のノットベクトルを設定
b.knot( STLのベクトルタイプのノットのリスト );
// 補間点を計算（区間は０〜１）
double p1 = b( 0.0 );
double p2 = b( 0.4 );
double p3 = b( 0.7 );
...
列挙型
template<class T , int K, class Allocator = std::allocator< T >>
| enum mist::bspline::BSplineMode |
コンストラクタとデストラクタ
template<class T , int K, class Allocator = std::allocator< T >>
|
inline |
デフォルトのコンストラクタ
ノットベクトルのデフォルト値を「最初と最後を通る曲線」に設定する
関数
template<class T , int K, class Allocator = std::allocator< T >>
|
inline |
任意のノットベクトルを設定する
- 注意
- 次数 K で制御点数 N とした時に，ノットベクトルの数は N + K + 1 必要である
- 引数
-
[in] kknot … ノットベクトル
template<class T , int K, class Allocator = std::allocator< T >>
|
inline |
デフォルトのモードでノットベクトルを設定する
本クラス内で定義されている列挙型 BSplineMode のうちの一つを利用する
- 引数
-
[in] mode … 曲線のタイプ
template<class T , int K, class Allocator = std::allocator< T >>
|
inline |
指定された位置（区間０〜１）に対応する，Bスプライン補間結果を返す
- 注意
- 次数＋１の制御点数が入力されている必要あり．足りない場合は，デフォルトのノットベクトルで最初期化される．
- 引数
-
[in] t … 全体の曲線を区間０〜１とした時に，補間される点の位置
- 戻り値
- 指定された点の位置に対応するBスプライン曲線の補間結果
このクラスの説明は次のファイルから生成されました:
